第二の脳!「腸」を健康に保つために摂るべき食材は?

一度は「腸活」という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか?

腸には約1億の神経細胞が存在します。腸は脳の指示なしに自立して動くことができることから、「第二の脳」とも呼ばれています。

また、脳と密接な関係があり、脳のストレスは腸に、腸のストレスは脳に影響を及ぼすといわれています。

腸内環境が悪化すると、免疫力が低下し、病気にかかりやすくもなってしまいます。

今回は腸内細菌や、腸を健康に保つために摂るべき食材について紹介します。

腸の働きとは?

腸の働きは大きく3つにわけられます

・消化

・吸収

・排泄

人間と同様に、小腸で最終的な消化を行い、栄養素を吸収します。

その後、大腸で水分を吸収し、残りカスを細菌によって発酵・分解し、便を排泄するまで留める役割を担っています。

腸には細菌がいっぱい!

腸には、身体全体に存在する細菌の9割近くが棲んでいるといわれています。

人間の場合、その数は約1000種類、100兆個以上にもなります。

愛犬や愛猫もほぼ変わらない数値だそうです。

腸内細菌は大きく3つにわけられます

 ・善玉菌

 ・悪玉菌

 ・日和見菌

代表的な善玉菌

乳酸菌

一口に乳酸菌といっても、250以上の種類があり、「乳酸菌」はその総称です。

主に小腸に棲んでおり、腸内には約1億~1000億個存在しています。

悪玉菌の繁殖を抑える、腸内環境の健康維持、コレステロール値を低下させるといった役割を担っています。

ビフィズス菌

主に大腸に棲んでおり、腸内には約1兆~10兆個存在しています。

腸内フローラバランスの調整、酢酸や乳酸の産生といった役割を担っています。

※腸内フローラとは?

腸内細菌は種類ごとにまとまって存在しています。

それぞれがまとまって存在する様子が、まるでお花畑のようだということから、「腸内フローラ」と呼ばれています。

フローラ(flora)とは英語で植物群・お花畑を意味します。

代表的な悪玉菌

ウエルシュ菌

大腸菌(有毒株)

有害物質を作り出し、アルカリ性の環境を好みます。

「悪玉」菌という名前から、悪いイメージが先行しますが、消化・吸収などに重要な役割を担っています。

悪玉菌も愛犬・愛猫の身体に不可欠なものであり、重要なのはバランスです。

代表的な日和見菌

バクテロイデス

大腸菌(無毒株)

日和見菌は善玉菌と悪玉菌で優勢なほうの味方になります。

善玉菌:悪玉菌:日和見菌の理想の割合は、「2:1:7」と言われています。

善玉菌優位に働いてもらうには?

善玉菌優位の状態にするには、毎日の食事が重要です。

プレバイオティクスとプロバイオティクス

プレバイオティクス

プレバイオティクスとは「善玉菌のエサになるもの」のことです。

善玉菌を増やすには栄養源が必要です。

プロバイオティクス

プロバイオティクスとは「善玉菌を含むもの」のことです。

善玉菌自体を食べ物から摂取することもできます。

それぞれ、どういった食品から摂取できるのか紹介していきます。

プレバイオティクスを含む食材

食物繊維

食物繊維には、「水溶性食物繊維」と「不溶性食物繊維」の2種類があります。

水溶性食物繊維

腸内細菌のエサになり、善玉菌を増やします。また、糖やコレステロールの吸収を抑制する働きもあります。

水溶性食物繊維の中でも、発酵性が高い「ペクチン」を含んだ食品が特におススメです。

水溶性食物繊維が多く含まれている食材

ごぼう・大根・わかめ・大麦など

ペクチンを多く含む食品

りんご・いちご・キャベツ・大根など

不溶性食物繊維

水を吸収して、便を膨らませて排出を促します。その際、不要な老廃物なども一緒に排出してくれます。

不溶性食物繊維が多く含まれている食材

ごぼう・大豆・インゲン豆・シイタケ・ブロッコリーなど

食物繊維自体は身体に吸収されませんが、とても重要な役割を果たすため、第6の栄養素ともいわれています。

オリゴ糖

難消化性のオリゴ糖は、胃などでは分解されず、大腸まで届きビフィズス菌のエサとなります。

オリゴ糖を多く含む食材

バナナ・大豆・ごぼう・アスパラガスなど

プロバイオティクスを含む食材

善玉菌の乳酸菌やビフィズス菌などは、発酵食品に多く含まれています。

ヨーグルト・チーズ・納豆・味噌など

塩分が多い傾向にあるので、与える際は注意してください。

愛犬や愛猫に牛乳を与えてはいけないという話を聞いたことがあるかもしれません。

基本的に犬も猫も乳糖を分解するのが苦手です。そのため、牛乳を摂取するとお腹の調子が

悪くなる可能性があります。

ただし、ヨーグルトについては、製造の過程で乳糖が分解されます。そのため、基本的に

ヨーグルトは食べても問題ありません。ただ、体質によって苦手な子もいるので、まずは

少量から試してみてください。

また、与えるときは、プレーンのヨーグルトを選び、「キシリトール入り」のものは避けてください

現在では、ヨーグルトやチーズだけでなく、納豆や味噌などもペット用のものが販売さ

れていますので、心配な場合は、専用のものを選ぶと安心です。

シンバイオティクス

「シンバイオティクス」とは、プレバイオティクスとプロバイオティクスを一緒に摂取することをいいます。

善玉菌と善玉菌のエサを一緒に取ることで、より効果的にお腹の健康維持をサポートしてくれます。

腸の健康は身体の健康

身体を健康に保つには、摂取した栄養素などをしっかりと吸収し、全身に行きわたらせる必要があります。

そのためにも、栄養を吸収する働きを担う、腸の健康を保つことはとても重要です。

近年では、腸でセロトニンが分泌されていることも分かっており、身体的だけでなく、精神的な健康にも重要な関りがあるとされています。

食事を摂取する際はぜひ「シンバイオティクス」を意識して、腸を健康に保ちましょう!

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